今年も年に一度の研修会を受けるために今日はお休みをしました。
これを経営者が受けなければお店や繁殖や預かりなど出来ないのです。
毎年とても退屈な講習ですが.今日は獣医学的なお話が入り少し勉強になりました。
最近話題になった動物感染症で3つ挙げられていました。
その中のひとつ..今時期から特に注意しなければならない感染症をお話します。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
マダニに咬まれて白血球.血小板が減少してしまい高熱が出て人も犬も感染する病気です。
西日本中心に発生していて潜伏期間が6日から2週間。
病原体はSFTSウイルス。
本来は自然動物から飼い犬にマダニが感染することも多かったのですが.マダニに咬まれてなくてもこのウイルスに感染している犬も人もいるわけです。
お客様のワンちゃんに血小板減少症の子も過去にいましたが..遺伝性のものか熱は無く
言われなければ全く分からないくらい元気でした。
SFTSの血小板減少症と遺伝性の血小板減少症..。トリマーとしてこの見極めがとても難しいと痛感しました。SFTSでしたらウイルスなので美容は出来ないですから。
お客様と症状でのお話を十分しなければいけないと思いました。
#動物取扱責任者研修
#SFTS重症熱性血小板減少症